2024年川崎記念(Jpn1)特集

川崎記念
川崎/ダ2100m
2023川崎記念_ウシュバテソーロ

出走予定注目馬

レース開催1週前の火曜日公開予定。

川崎記念(Jpn1)出馬表

枠順確定後に掲載予定。

川崎記念(Jpn1)歴代優勝馬

2023.02.01 川崎11R ダ2100m 10頭 晴 良
川崎記念

ウシュバテソーロ
単勝 2.6倍 (2人気)
2:16.0 (39.5)
横山和生騎手
牡6 美浦・高木登厩舎
2023川崎記念_ウシュバテソーロ

2022.02.02 川崎11R ダ2100m 13頭 晴 良
川崎記念

チュウワウィザード
単勝 1.2倍 (1人気)
2:14.9 (38.3)
川田将雅騎手
牡7 栗東・大久保龍志厩舎
2022川崎記念_チュウワウィザード

2021.01.27 川崎11R ダ2100m 10頭 曇 重
川崎記念

カジノフォンテン
単勝 6.4倍 (4人気)
2:14.9 (37.5)
張田昴騎手
牡5 船橋・山下貴之厩舎
2021川崎記念_カジノフォンテン

2020.01.29 川崎11R ダ2100m 12頭 晴 不良
川崎記念

チュウワウィザード
単勝 1.6倍 (1人気)
2:14.1 (39.0)
川田将雅騎手
牡5 栗東・大久保龍志厩舎
2020川崎記念_チュウワウィザード

2019.01.30 川崎11R ダ2100m 11頭 晴 良
川崎記念

ミツバ
単勝 7.0倍 (3人気)
2:15.0 (39.1)
和田竜二騎手
牡7 栗東・加用正厩舎
2019川崎記念_ミツバ

レースガイド

■「川崎から世界へ」を体現する中距離Jpn1

1951年に「開設記念」の名前で創設され(川崎競馬場が前身の戸塚競馬場を継承する形で開設されたため)、1979年に現行のレース名に変更。第1回の施行距離は3000mだったが、幾度もの距離変更を経て1999年に2100mの設定に落ち着いた。

長らく1月下旬~2月上旬に開催され、昨年末のチャンピオンズカップ、東京大賞典から臨戦するダート中距離界のトップホースたちが年明け初戦に選択するケースが多々見られた。ここからフェブラリーSに臨む馬、さらにドバイ・サウジ等海外へ飛び立つローテーションが定番となっており、2022年覇者のチュウワウィザードは次走でドバイワールドカップ3着、2023年覇者のウシュバテソーロは日本競馬史上初めてオールダートコースで行われるドバイワールドカップを制し、前年末の東京大賞典からG1/Jpn1・3連勝を決めた。全日本2歳優駿と並び、同場のスローガンとして広まる「川崎から世界へ」を体現する伝統重賞だ。

地方馬が健闘しているレースでもあり、1997年・1998年にはアブクマポーロが連覇を達成、2004年には地元川崎のエスプリシーズがレコード勝ち。その他2006年のアジュディミツオー、2011年のフリオーソが制して以降長らくJRA勢に戴冠を許し続けていたが、2021年にカジノフォンテンが10年ぶりに重い扉をこじ開けた。

2024年以降、ダート中距離戦線の再編に伴う番組変更で4月開催に移行。国内外のビッグレースへの前哨戦という形ではなく、年明け初戦からこちらに臨戦し、上半期最後のJpn1・帝王賞へ進む流れが生まれそうだ。絢爛たる歴代勝ち馬たちに肩を並べ、砂の王者に名乗りを上げるのは果たしてどの馬か。