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【船橋競馬 JBCレディスクラシック】アンモシエラ 逃げて連覇達成 横山武史「もうひと花咲かせた」

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JBCレディスクラシック連覇を達成したアンモシエラ(撮影・河野 光希)
 牝馬限定の「第15回JBCレディスクラシック」(Jpn1、1800メートル、14頭立て)が3日、船橋競馬9Rで行われ、7番人気のアンモシエラ(4=栗東・松永幹、父ブリックスアンドモルタル)は好スタートを決めた1番人気のオーサムリザルトを制してハナに立つと、そのまま逃げ切って1着。昨年の佐賀に続く大会連覇を達成した。レディスクラシック連覇はミラクルレジェンド(2011、12年)、ホワイトフーガ(15、16年)に続いて3頭目。2着は直線追い込んだ2番人気のテンカジョウ、3着がオーサムリザルトで3連単<5><2><9>は2万3360円(78番人気)だった。

 鞍上の横山武史(26)は「最近は牝馬らしく菊地孝平の難しさが出て思うような競馬ができてなかったですけど、もうひと花咲かせてくれて…。馬には頭が下がる思いです」と連覇を果たした相棒をねぎらった。

 「テンションは高かったけどナイターじゃなかったり気温もマシになった」ことで「馬にとってベストな条件」で臨めた今回は「何が何でも逃げようと思いました」と戦法はハッキリしていた。その思いにアンモシエラも応え、テンカジョウの追い上げを2馬身半封じたところで栄光のゴールを駆け抜けた。

 ▼2着テンカジョウ(松山) 練習では何もしないのですが、競馬になると分かるのかゲートの中でじっとできなくて。少しゲートが開くのも遅くてタイミングが悪い時に開いてしまった。最後は差を詰めているし、ゲートが尾を引いたのが悔しいですね。

 ▼3着オーサムリザルト(武豊) スムーズで4コーナーまでは何の心配もなかったが、急に手応えがなくなった。連勝中はそんなことなかったのに、レース後は凄く苦しそうだった。早く(本来の姿に)戻ってほしい。

 ▼5着ライオットガール(岩田望) こっちに来てからのイレ込みがきつくてマイナス14キロでの出走。最後はそれが響いた。位置取りは100点だったが、踏ん張れなかった。

 ▼9着ビヨンドザヴァレー(菱田) スタート直後に交差があって右前脚に外傷があった。それで下がって走りが変わってしまった。力を出し切れませんでした。
(C)スポーツニッポン