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昨年から創設された3歳ダート3冠競走の最終戦「第27回ジャパンダートクラシック」が8日、大井競馬場で行われた。戸崎圭太(45)騎乗の3番人気ナルカミがスタートを決めて先手を奪うと、抜群の手応えで後続を突き放し逃げ切り勝ち。Jpn1初制覇を飾った。羽田盃、東京ダービーに続く3冠制覇を狙った1番人気ナチュラルライズは2着に終わった。
3冠阻止。3番人気ナルカミが渾身(こんしん)の逃げで2冠馬を封じた。戸崎は昨年ミッキーファイト2着の雪辱。「昨年は同じ(田中博)厩舎で負けてしまった。今度は勝つことができて良かったです」と満面の笑みを浮かべた。
3枠5番から好スタートを切り先手奪取。3角からナチュラルライズが外々を回って追い上げてきたが、ナルカミの手応えは絶好だ。直線は楽にナチュラルライズを突き放し、悠々逃げ切りV。そろった強敵相手に圧巻のパフォーマンスを見せた。
20年の東京盃(ジャスティン)以来、5年ぶりに大井で重賞を制した鞍上は「スタートを出たらおのずと前に行けるのかなと思っていた。まだモマれる競馬をしていなかったので、砂をかぶることは避けようと思っていた」とレースを回顧。続けて「前走より馬が良くなってリラックスしていた。いい感じで走れていた。強い内容。今後の走りにも期待したい」とさらなる活躍を予感していた。
レースを見守った田中博師も「とてもいいメンバーがそろっていた中で、とても強い競馬。最高のパフォーマンスを見せてくれた」と走りに満足。「課題である精神的な部分がナイター競馬でどうか、というところはあったが、堂々としていて全体を通してよく我慢ができていた。よく頑張ってくれた」と愛馬を称えた。
4連勝でビッグタイトル奪取。トレーナーは次走についての明言を避けたが「これだけのパフォーマンス。(次走は)G1になることは間違いない」と大舞台への参戦を視野に入れる。「数多くいい馬を預かっているが、特別に心肺機能が高い馬」と指揮官が評する素質馬。勢いに乗る田中博厩舎にまた1頭、今後が楽しみな大物が現れた。
◆ナルカミ 父サンダースノー 母オムニプレゼンス(母の父ディープインパクト) 牡3歳 美浦・田中博康厩舎 馬主・ゴドルフィン 生産者・北海道日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社 戦績6戦5勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金1億4107万1000円。
3冠阻止。3番人気ナルカミが渾身(こんしん)の逃げで2冠馬を封じた。戸崎は昨年ミッキーファイト2着の雪辱。「昨年は同じ(田中博)厩舎で負けてしまった。今度は勝つことができて良かったです」と満面の笑みを浮かべた。
3枠5番から好スタートを切り先手奪取。3角からナチュラルライズが外々を回って追い上げてきたが、ナルカミの手応えは絶好だ。直線は楽にナチュラルライズを突き放し、悠々逃げ切りV。そろった強敵相手に圧巻のパフォーマンスを見せた。
20年の東京盃(ジャスティン)以来、5年ぶりに大井で重賞を制した鞍上は「スタートを出たらおのずと前に行けるのかなと思っていた。まだモマれる競馬をしていなかったので、砂をかぶることは避けようと思っていた」とレースを回顧。続けて「前走より馬が良くなってリラックスしていた。いい感じで走れていた。強い内容。今後の走りにも期待したい」とさらなる活躍を予感していた。
レースを見守った田中博師も「とてもいいメンバーがそろっていた中で、とても強い競馬。最高のパフォーマンスを見せてくれた」と走りに満足。「課題である精神的な部分がナイター競馬でどうか、というところはあったが、堂々としていて全体を通してよく我慢ができていた。よく頑張ってくれた」と愛馬を称えた。
4連勝でビッグタイトル奪取。トレーナーは次走についての明言を避けたが「これだけのパフォーマンス。(次走は)G1になることは間違いない」と大舞台への参戦を視野に入れる。「数多くいい馬を預かっているが、特別に心肺機能が高い馬」と指揮官が評する素質馬。勢いに乗る田中博厩舎にまた1頭、今後が楽しみな大物が現れた。
◆ナルカミ 父サンダースノー 母オムニプレゼンス(母の父ディープインパクト) 牡3歳 美浦・田中博康厩舎 馬主・ゴドルフィン 生産者・北海道日高町のダーレー・ジャパン・ファーム有限会社 戦績6戦5勝(南関東1戦1勝) 総獲得賞金1億4107万1000円。
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