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【金沢競馬】約1カ月ぶりに開催再開 サラブレッド大賞典はリトルサムシングが会心の逃げ切りV

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サラブレッド大賞典を制したリトルサムシング(石川県競馬事業局提供)
 8月7日の大雨による影響で同5日から開催を取りやめていた金沢競馬が、7日に開催を再開した。

 メイン12Rの重賞「第60回サラブレッド大賞典」は1番人気のリトルサムシング(牡3=加藤義、父リアルスティール)がハナを奪うと、そのまま主導権を握り、2着の2番人気ゴールドバースに6馬身差をつける圧勝。前走の「能登復興祈念 百万石かがやきナイター賞」に続く重賞制覇となった。3着は6番人気のタルバン

 初めてコンビを組んだ愛知の丸野勝虎(51)は「乗りやすい馬で、手応えバッチリでした。本当に強かったです」と重量58キロを思わせぬ走りに納得の口ぶり。続けて「復興の日に乗れて、たくさんのお客さんに応援してもらってありがたいです。また金沢に乗りに来たいです」と、ファンにアピールした。

 なお、この日は石川県の馳浩知事(64)が金沢市の村山卓市長(52)とともに金沢競馬場を視察。馳知事は「先般の水害で1カ月開催できなかったことについて、設置者として改めておわび申し上げます。二度とこういうことがないよう施設、厩舎、馬場の整備をしっかり取り組みたいと思います」と語った。
(C)スポーツニッポン