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【高知競馬 7日発走 西日本3歳優駿】V候補筆頭は兵庫ラピドフィオーレ 当地で見せた強さ再び

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ラピドフィオーレ(左)
 高知競馬の「第10回西日本3歳優駿」はあす(7日)、第5Rで行われる。金沢での昨年は1番人気のシンメデージー(高知)が優勝。19年以来、6年ぶりの高知開催となる今回は、兵庫からの遠征馬2頭を含む、フルゲート12頭によって覇が競われる。

 V候補として真っ先に名前が挙がるのは兵庫のラピドフィオーレ(牡=田中範)だ。当地で行われた先月の黒潮菊花賞で見せた走りが強く印象に残る。世代最強を誇るジュゲムーンを相手に6馬身差をつける圧巻Vだった。今回はジュゲムーンが不在。他の高知馬では太刀打ちは難しそうなだけに、前走の再現といきたい。

 そのラピドにとって唯一気になる存在がキミノハート(牝=吉見)だろう。同じ兵庫所属で、6月の兵庫優駿でラピドに先着(3着)している。すでに地方交流重賞Vの実績を持ち(5月8日の西日本クラシック=園田)、その実力は相当である。初の輸送競馬にさえ戸惑わなければ勝ち負け必至である。

 地元勢では3冠上位組に兵庫勢撃破を託したい。ヤマノアシオト(牡=田中守)は高知優駿3着後、黒潮菊花賞へ向かわず大井・黒潮盃へ挑戦。結果は7着も、南関の世代トップ級にもまれてきた。その経験は高く評価できる。鞍上は前走に続き吉原を早くから確保と、陣営の本気度も見て取れる。

 ユラリユラメイテ(牡=雑賀正)の地力にも注意が必要だ。3冠競走を3、2、4着と崩れずに戦い抜いた。逃げ馬だけに雨の影響が残る馬場なら、前残りの目は考えておきたい。トサノマイヒメ(牝=工藤真)はレースセンスの良さをもって、この相手にどこまで食い込めるか。

 ◇7日・高知5R第10回西日本3歳優駿=1900メートル(17時40分発走)

(1)プリンセスダイヤ55城野慈

(2)ジャガーノート57畑中信

(3)オリーブブランチ57近藤翔

(4)ユラリユラメイテ57永森大

(5)ゾクゾク   55山崎雅

(6)ラピドフィオーレ57田野豊

(7)ハチャプリ  55上田将

(8)リバイブローズ55井上瑛

(9)ヤマノアシオト57吉原寛

(10)カンビフレサン55妹尾浩

(11)トサノマイヒメ55多田誠

(12)キミノハート 55吉村智
(C)スポーツニッポン