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船橋競馬の森泰斗&石崎駿両調教師が10月に厩舎開業

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 船橋競馬を主催する千葉県競馬組合は1日、騎手から転身し今年3月に調教師免許試験に合格した森泰斗(44)、石崎駿(41)の両調教師が、10月6日付で厩舎を開業すると発表した。それぞれ10馬房からスタートする。

 森泰斗師は1998年に栃木・足利競馬場で騎手デビュー。2003年に足利が廃止されたため宇都宮競馬に移籍。さらに05年に宇都宮も廃止となり、船橋に移籍した。その後は南関東で着実に白星を積み上げ、23年7月には大井で地方競馬史上14人目となる通算4000勝を達成した。24年10月には4400勝まで記録を伸ばしたが、直後の同年11月15日に突如、体力面の衰えなどを理由に騎手引退を発表。ラスト騎乗となった同29日も4勝をマークし、地方通算4448勝でステッキを置いた。その後は調教師試験受験を公表。今年3月18日に令和6年度第3回調教師試験に合格したがNAR(地方競馬全国協会)より発表され、4月1日付で免許が交付された。

 石崎駿師は地方通算6269勝を挙げた南関東のレジェンド騎手・石崎隆之(19年引退)の長男で、01年6月に船橋で騎手デビュー。重賞40勝をマークするなど南関東の主力騎手として活躍。森師と同じく今年3月18日に調教師試験合格が発表され、同31日付で騎手を引退した。

 両調教師ともに長年、船橋競馬を代表する名手として人気も高かった。今度はトレーナーとして、どんな名馬を育て上げるのか。ファンも注目のセカンドステージが始まる。
(C)スポーツニッポン