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【ばんえい競馬 北斗賞】コマサンエースが重賞2勝目 金田「先行することを意識していた」

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北斗賞を制したコマサンエース(ばんえい十勝提供)
 ばんえい競馬のBG3「第33回北斗賞」(10頭立て)が15日、帯広競馬場の11Rで行われた。

 1番人気のコマサンエース(牡9=金田勇、父ケンジュオー)が2走前のばんえい十勝オッズパーク杯以来となる重賞2勝目を飾った。通算177戦28勝。鞍上の金田利貴(27)は「調子は良かったので、レース前はゲートだけうまく出られるように考えていました。レースでもそこがうまくいったので良い流れでレースができました。道中は他の馬と並んで行くより前に行った方が良いと思い、先行することを意識していました。9歳になっても衰えを見せず、まだ若々しさを見せているので、またコマサンエースと一緒に勝てるように頑張っていきたいと思います」と振り返った。

 一方、管理する金田勇調教師(52)は「タイムが速くなるだろうと思っていたので仕掛けだけ遅れなければ良いと思っていました。逃げるしかないと腹を決めて騎乗していたと思いますし、前回より自信を持って騎乗していたように見えました。9歳になりましたが、この世代はメムロボブサップが引っ張ってきたということもあり層も厚いし、2着にも(9歳の)インビクタが入っていたのでまだまだ存在感はあると思います。今後はハンデもあるので、大事に使っていきたいと思います」と語った。
(C)スポーツニッポン